俺達のバレンタイン




「なぁ、ハヤト。今日学校ふけねーか。」

いつもの様にリュータ先輩と登校をしていると、先輩が少し寂しそうな口調でそういった。

「何言ってるんですか。今日は高等部、大事なテストがあるんじゃなかったんですか?」
「そ、それは・・・・そうだけど・・・・・よ・・・。」


・・・・先輩が学校をふけようと誘うのは年に数回有るか無いか。
そして、その理由は毎回決まって俺と先輩とで差がでる事がある日だった。




・・・・・そう、今日はその内の1つ、バレンタインの日なのだ。
「・・・・・・・そんなに気にする事ないと思いますよ?」
「なっ、べ、別に俺は毎年バレンタインに女子から本命チョコを1つももらえない事なんて気にして無」「やっぱりその事だったんですね。」
「あ。」







「・・・・・・・クスッ・・・。
 先輩って、こういうのすぐ自分から言っちゃいますよねー。
「ヴゥ・・・;」
「ま、俺は先輩のそういうところも可愛くて好きですけどvv」
「あはは・・・そりゃどーも・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なぁ・・・。」
「はい?」
「本っ当に駄目?」
「別に俺は構いませんけど?」


















「・・・・え・・・?」
















「俺は一言も駄目なんて言ってませんよ。
 先輩と1日中一緒に居られるんならむしろ喜んでご一緒しますよv」
「・・・ハヤト・・・v」














「・・・・・・・・・・グハッ。」
「ど、どうしたハヤト!?」
「いや、ちょっと、先輩からのきらきら目線に・・・っ。」
「・・・・・・(あきれている)。」
「ね、先輩っ。」
「・・・何だよ。」
「今日は俺、先輩の目線独り占めできるんですよね?」
「へ?」
「ですよね?v」

俺は先輩の方を向いて上目遣いにそう言った。
すると先輩は少し頬を赤くし、目線を俺から少しそらして、
「ん・・・・・・ま、一緒にふけてくれるんだし、今日くらいそれでいいんじゃね?」
なんて事を言った。

「目線。早速こっち向いてませんよ?」
「・・・ば、か・・・///
 そんな顔見せられたら・・・・恥ずかしくて直視できねーっての・・・///」
「そんな言い訳、無用ですよ?v」
「・・・んな事・・・言われても・・・///」

























「・・・・・先輩・・・・・・。」
俺は恥ずかしがって顔をそむける先輩の頬に腕を伸ばし、こちらへ顔を近づけた。
「折角バレンタインなんですから、“とびきり甘いもの”食べません?」
























「・・・・・好きにすれば・・・?///」
























「・・・・いただきます・・・v」








































今年も、先輩とのキスはとろけるように甘くて
誰からのどんなチョコよりも俺を満たしてくれるのでした。

























追伸。
次の日の朝、俺の靴箱の中には ふたができなくなるくらいの大量のチョコが入っていました。

END
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最近2人ともすっかりラブラブですね(笑)。
うん、素直なリュータ先輩も大好き。
でも嫌がるリュータ先輩も大好きvv
どんな先輩だろうと攻めちゃうハヤトも大好きvv